押し安値、戻り高値とは
高値・安値の中でも重要な概念と言えるものに、
押し安値、戻り高値というのがあります。
押し安値を簡単に言うと、
「戻り高値を上に突き破った波の起点の安値」の事です。
戻り高値は、
「押し安値を下に突き破った波の起点の高値」の事です。
更に押し安値・戻り高値は「移動する」性質を持っており、
押し安値の場合では、
「押し安値を作った状態で付けた新高値を上に突き破ると、
新高値を上に破った波の起点の安値が新たな押し安値になる」
戻り高値の場合では、
「戻り高値を作った状態で付けた新安値を下に突き破ると、
新安値を下に破った波の起点の高値が新たな戻り安値になる」
というものです。
文章にすると、
何だかよく分からないので
画像を乗せておきます(^_^;)
図で見ると非常に理解しやすいですね。
更に言うと、
押し安値・戻り高値をより理解するには、
売買している人達の、
「売買の力の背景」を考える事が非常に重要になります。
例えば、
押し安値を作ると言う事は、
売り勢力の防衛ライン(=そこで売った人達が含み損になる価格帯)を、
上に突き破る程の買いの力が働いたと言う事ですから、
「売り勢力を上回るほどの買い勢力の力が流入した波の安値」
だと言う事ができます。
そして、
押し安値を作った波で買った人達の、
「損切り注文を置くポイント」を考えれば、
それは押し安値のポイントであることは、
想像できますよね。
先程、
「売り勢力を上回るほどの買い勢力の力が流入した」
と言ったとおり、
多くの買い注文を入れた人達の損切り注文が、
押し安値の少し下には溜まっていると言う事です。
更に、
押し安値が下に突き破られるということは、
買い優勢の状態から売り優勢の状態に、
目線が切り替わる事も意味します。
故に、
買い勢力は、
「買い勢力の損切り、含み損の手放し+目線切り替え」
が起こってしまうのを防ぐ為、
「買い勢力の最終防衛ライン」とも言える
この押し安値を死守しようとします。
なのでそこで反発もしやすく、
安値の中でも一段と強力な安値と言えるのです。
※戻り高値は上記を反対にした考え方になります。
買い勢力の人達の、
押し安値で守られた時の安心感や、
押し安値を突破されてしまった時の焦りを想像すると、
売買の力関係が手に取るように分かりますね(*^∀^*)
売買参加者の心理を読み取り、
トレードを優位に進める為に、
押し安値・戻り高値はしっかりと意識していきましょう( ^o^)ノ
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