上級者が勝っても負けても淡々としている理由とは?
トレードにおいてまだ経験が浅い人、
また思うように資産を増やし続ける事が出来ない人は、
自分が行うトレード全てに自分の感情を乗っけて、
「何が何でもこの1回は勝つ!!(#`皿´)」
と無表情を装いながら、
心の中では荒々しく波風を立ててトレードを行っています。
1回1回のトレードの勝率が100%では無い以上、
その人が行うトレードは買ったり負けたりするのが、
「普通」
です。
そして勝ったら
「ヨッシャー!!! o(*>▽<*)o 」
と、思わず笑みがこぼれそうになるほど喜び、
負けると
「チクショー!!!(;#`皿´;)」
と、心がねじ曲がるほど悔しがります。
これに対して堅実に利益を積み上げる上級者は、
目の前のトレードで勝っても負けても、
「( ´_ゝ`)・・・。」
といった感じで淡々としています。
どうして両者の間には、
トレードの結果における反応においてこのような差があるのでしょうか?
ここから、
その理由の一つを詳しく書いていきたいと思います。
・勝率を把握している
トレード上級者の人達は、自分の「型」を持っています。
この「型」とは、
「こういう状況で、こうなったらエントリーするという、確立されたルール」
「こういう状況で、こうなったらエグジットするという、確立されたルール」
の事です。
この「型」通りにひたすらエントリーして、
利益を積み上げ続けているのです。
そして、
この「型」は、
本人達の時間をかけた「検証」によって作り込まれたものなのです。
メタトレーダー4やフォレックステスターを使って、
ひたすらに練習して、磨き上げ、身に付けた技なのです。
この「検証」の過程において、
上級者達はこの「型」どおり売買した場合、
「勝率」が一体何%なのか、
れっきとした数値で把握しているのです。
つまり、
その「型」どおり売買した場合の勝率が50%であれば、
そのトレードの約2回に1回は勝ちとなり、1回は負ける。
その「型」どおり売買した場合の勝率が75%であれば、
そのトレードの約4回に3回は勝ちとなり、1回は負ける。
ただし、
これらはあくまで確率論なので、
トレード数をある程度の回数こなしていき、
結果として上記の確率に限りなく近づいていくという意味です。
これはどういうことかと言うと、
例えばジャンケンというゲームがありますよね?
自分も相手も、
「グー、チョキ、パー」
の3つの内いずれかを出しますよね。
もし相手がチョキを出すとしたら、
こちらが勝つにはグーを出さないと勝つことが出来ません。
なので、
自分が勝つ確率はジャンケン1回につき、
必ず1/3です。
(相手がチョキ、
自分はグーなら勝ち〇、チョキならあいこ×、パーなら負け×)
つまりジャンケンというのは、
勝つ確率が1/3なので、
「約3回に1回は勝てる」ゲームだと言う事です。
(勝率にすると33%)
※もちろん相手の動きを先読みする、
後出しする等は無しの、
あくまで公正なジャンケンの話です(^_^;)
しかし、
ジャンケンを3回したところで、
必ず1回勝てるとは限らないのは皆さんにも理解して頂けると思います。
さきほど出てきた、
「3回に1回は勝てる、勝率33%」というのは、
ある程度まとまった試行回数を経た場合の
「結果から算出した確率」です。
要は、
ジャンケンをたくさん行っていき、
「結果的には約3回に1回勝っている」
というところまでジャンケンを行った場合の、
「結果」を指したものだということです。
例)ジャンケンを1000回行い、333回勝った。
計算式;
333÷1000=0.33
0.33×100%=33%(勝率)
このように1回1回では結果がブレても(3回に1回必ず勝てなくても)
ある程度試行回数を重ねると(1000回という試行回数)
その確率(ジャンケンの勝率は33%=3回に1回勝てる)に
結果の方が近づいていくのです。
(試行1000回に対して約333回に近いくらいは勝つことが出来る)
これを「大数の法則」と言います。
上級者トレーダーはこの法則に従っている事を理解しています。
自分の「型」での「勝率」を把握し、
「型」どおりのトレードのみを繰り返していれば、
理論上の勝率に近づいていく(=確率が理論値に収束していく)
事を知っているため、
勝っても負けても
淡々( ´_ゝ`)・・・
としているというお話でした。
↓僕も使っている安心と信頼のFXブローカー!!FX初心者の方にもお勧め!!
・1,000通貨から取引可能!しかも手数料が無料!
・快適約定能力!【成行約定能力99.9%】【約定スピード最速0.001秒】
・業界最高水準の低スプレッド!
・餃子、炒飯、カレーetc...様々な美味しい食品が貰えるキャンペーンも実施!